コラム 結果目標とプロセス目標

結果目標とプロセス目標


 明けましておめでとうございます。寅年から兎年に変わったこれから、我々の

生活環境はどのように変化してゆくのでしょうね。

経済界では【ウサギは跳ねるから今年はきっと景気が良くなる!】なんて、まるで

他人頼みの願望が語られたりしますが、さてどうなるのやら。

新年のコラムのテーマを、夢を現実にする【結果目標とプロセス目標】にしました。

私たちはいつも何かにチャレンジし、自分の可能性を高める取り組みを行っています。

その思いや努力は評価されます。

そこで、皆さんそれぞれがチャレンジする目標について考えてみましょう。

例えば今年はぜひ○○の資格を取ろう!と決意したとします。その目標は自分が決めたもので

試験に合格し、資格を取得することで今までできなかった専門性の高い仕事にチャレンジ

できるという夢も広がります。自分で描いた夢に向かってのチャレンジですから、真剣な

学びにつながります。その過程での課題は何でしょうか。

合格し資格を取得する=これは最終の結果目標です。

一方のプロセス目標は合格を勝ち取るための様々な事前準備です。

*過去問題と出題傾向の分析

*受験者数の推移と合格レベルの把握

*模擬テストで誤りやすい課題への反復練習

*受験時の時間配分と取り組み方

などなどち密に準備を行い、自分の課題(弱みと言ってもよいでしょう)の把握と

弱点の修正(緊張しやすい、焦ると思考が止まってしまうなど)は、本番に望んでから

できるものではありません。プロセス管理を日ごろからち密に行っておけば万全です。

ボーリングゲームでも、200点越えを目指しても1投目、2投目を外した瞬間、200点は

夢に終わります。息を整えて、ゆっくりとアプローチし、目の前のスパットに正確に球を

落とす。この目の前の行動に集中して取り組むと、結果200点が出せたとなるのですね。

結果目標を手に入れるためにも、プロセスを大切にしたいものです。