コラム 今、やりたいことに取り組んでみる

 久しぶりにコラムをお届けいたします。今日はタイトルにも書かせていただきましたが今、皆さんがやってみたい・挑戦してみたいと心の中で温めていることを思い切って行動に移してみませんか、という提案です。


私は若い頃から旅、とりわけ海外旅行で好きでお金をためては海外に出かけていました。

主にヨーロッパが多いのは、どの国にもみられる古い街並みや人々の暮らし。そしてどの街にも必ず存在する教会をめぐってみたかったからです。ヨーロッパの10数か国を訪ねましたが、まだ行けてなかったのがスイスでした。著名な山々に囲まれ、牛たちが草を食んでいる、童話ハイジンの暮らした田舎がどんな所か見てみたかったのです。


先月ようやくその夢は叶い、スイスに行くことができました。

ユングフラウやアイガー、マッターホルンなどの4000メートル級の山々を自分の目で見ることができ、自分の脚でも歩きました、というか、歩けると思っていました。


ところが、旅の二日目ユングフラウに出かけた時、一気に平地から3600メートルまで上がったため高山病にやられてしまいました。吐き気や頭痛、軽い呼吸困難に陥ったのです。


平地におりてからは高山病の症状は治まりましたが、そのダメージはその後も残り、日本に戻ってから1週間は伏せっていました。憧れのスイスは、83歳の私には無理な旅でした。


改めて、やりたいこととやれることのGAPを痛感した今、このコラムを読んでいただいています皆さんにお伝えしたいのです。


やりたいと思っているなら今行動しましょうということです。旅に限りません、学びでも懐かしい友人に会うことでも何でもよいのです。


今を逃すことで,のちになり後悔をせずにしていただききたいのです。

旅はこれからも続けます。ただし自分の体力に見合う旅先を選んで。

(追伸;スイスは素晴らしい国です。ぜひ若いうちにお出かけください!)