みんな違って、みんないい
みんな違って、みんないい
皆さんの中には金子みすずさんといいう,童謡詩人をご存じの方も多いでしょう。
金子みすゞさんが生まれて、今年2023年は120年目にあたります。
山口県で生まれたみすゞさんは、厳しい生活環境の中、優れた感性でたくさんの詩を
書き残してくれました。わずか26年の短い人生でしたが、この方が残してくれた
たくさんの詩には寂しさや孤独とともに、だからこそ感じとった優れた描写が残されて
います。そのうちの代表作の一つが下にご紹介する詩です。
タイトルは 【私と小鳥と鈴と】という作品です。
私が両手を広げても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
地べたを速く走れない
私が体をゆすっても
きれいな音は出ないけど
あのなる鈴は私のように
たくさんな歌は知らないよ
鈴と、小鳥と、それから私
みんなちがって、みんないい
いかがでしょうか。人はそれぞれ個性の違いがあります。優れたもの、足りないもの。
人と比較するととかく足りないものに気後れします。でもそれが自分。
人とは違う自分で良い、、、、とほめて上げましょう。今の自分を。
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