苦手の克服より得意を磨くことの楽しさ

人にはみんな好きなものや、嫌いなものがある。同じように得意なことと

苦手のことも。


私は昔から理系が全くダメで、大学受験も公立はもってのほか。

私学も数学科目がない学校を選びました。今も理系は、、、だめです。

しかし周囲は(特に先生や親は)そこらから逃れることを許してくれません。

苦手を克服しないと世界が狭くなり、仕事も限定されてしまうと。


でも、みんな思っていませんか。好きなことをやれれば楽しいし、どんどん

幅も広がる。一方で、苦手を克服するのは、理屈はわかるけどやはり辛い!

いっそ、そうした呪縛からわが身を開放し、好きなこと、得意なことに磨きを

かけてみませんか。好きなことであれば夢中になれるし、長時間の制約も

苦にならない。


高度に専門分化した時代にあってはすべての通じる知識や技術を身に着ける

ことはなかなか難しい。そうではなく、あれもこれもは無理だけど

『これだったら私に任せて!』と自信をもって広言できる得意技があれば

自信にもなるし一目置いてももらえる。そうした専門性を磨いてゆく過程で

存外その周辺にある情報にも目が向くようになり、結果幅広く専門性を高めて

ゆけるのではないでしょうか。


私が、本当にやりたいことに出会えたのは47の歳になった時。それから

すでに30年以上が過ぎていますが、今もこの仕事が好きで好きでたまらない!

だから、どんどんやりたいことも新たに生まれてくるのですね。

ぜひ、周囲の声に過度に振り回されず、得意技に磨きをかけましょうよ!

                           まこと