失敗から学ぶこと 人生にはだれにもいつも成功体験とは裏腹な失敗の体験があります。時に 深刻な失敗の後遺症で苦しむこともあるでしょう。そのことだけを考えると できる限り失敗をしない、失敗を繰り返さない事前の対応と慎重さが求め られるのは当然のことで、無謀なチャレンジは周囲まで巻き込むことにも つながり避けるべきです。そうなのですが、、、 これまでの人生で失敗を重ねてきた私に言わせれば(少しの言い訳も込めて) 失敗こそ、学びの宝庫ともいえるほどの教えが数多くあると思うのです。 あの時大事なあれを忘れてたな、とか無茶すぎたな、結果を急いだなとか。 成功したときの達成感は無論忘れがたいものですが、なぜうまくいったかを 振り返ることはまずありませんでした。やったぜ!と。喜ぶのがせいぜいで。 そうなんです。失敗にこそ自分自身を成長させる材料がこめられらている と思うのです。よほどのことがない限り命を失うわけでもなく、所属する 組織に深刻な影響を及ぼすことは極めてまれです。 1990年代に、深刻なバブル崩壊とその後の不況を経験した、我が国は 失敗を極端に恐れているように感じるのは私だけでしょうか。 失敗は成功のもと、なんて気軽に言うつもりはありませんが、それでも やりたいことがあれば果敢にチャレンジしたいものです。チャレンジした 結果の成功はたまらなくうれしく誇らしいし、仮にうまくゆかなくても やり直せばよいだけです。若いうちからチャレンジを忘れてしまう事こそ 成功の機会を追いやってしまうように思えてなりません。 故事に曰く,『失敗は成功の基』 まこと2021.06.07 00:00
Chance は自分で見つけ育てるもの私が長年勤めていた東京に本社を置くR社には多くの社員が奮い立った言葉がありました。それは以下の短い言葉です。 “自ら機会を創り出し 機会によって自らを変えよ“R社に身を置き、卒業していった先達の恐らくほとんどの人がこの言葉に勇気をもらい、チャレンジし、失敗もあったでしょうがそれ以上に抑えきれない思いから発信・行動し、形にした時の感動に奮い立ち、新たなチャレンジを続けていたのだと思います。そうなんですね。Chanceはだれにも身近に分け隔てなく与えられているもの。ただ、そのChanceに気づくか見過ごしてしまうかによって、その先の行動や成果は大きく変わります。またここでいうChanceは時には一瞬に通り過ぎてゆく場合もあります。見つけた瞬間すかさずキャッチし、自分の領域で成形し提案する。この繰り返しから今まで世になかったものや提案・考え方も生まれてゆきます。我が国は長年、平和な環境で勤勉に仕事をし、世界に打って出たことで世界に冠たる経済大国に成長しました。誇るべきことです。しかし、そうした優れた事例はすぐに他者も真似をし追随しますから栄華は長くは続きません。先進国が置かれているこうした環境は何も日本だけではありません。だからこそ過去の栄光に縛られすがることではなく、常に前を見続けChance を見出し、自分のものにする覚悟が求められるのですね。皆さん、毎日の生活の中で『こんなのがあったら嬉しい、こんなことで困った』という経験を持ってますよね。この気づきこそがまさにChanceなのです。 まこと 2021.05.10 01:26
苦手の克服より得意を磨くことの楽しさ人にはみんな好きなものや、嫌いなものがある。同じように得意なことと苦手のことも。私は昔から理系が全くダメで、大学受験も公立はもってのほか。私学も数学科目がない学校を選びました。今も理系は、、、だめです。しかし周囲は(特に先生や親は)そこらから逃れることを許してくれません。苦手を克服しないと世界が狭くなり、仕事も限定されてしまうと。でも、みんな思っていませんか。好きなことをやれれば楽しいし、どんどん幅も広がる。一方で、苦手を克服するのは、理屈はわかるけどやはり辛い!いっそ、そうした呪縛からわが身を開放し、好きなこと、得意なことに磨きをかけてみませんか。好きなことであれば夢中になれるし、長時間の制約も苦にならない。高度に専門分化した時代にあってはすべての通じる知識や技術を身に着けることはなかなか難しい。そうではなく、あれもこれもは無理だけど『これだったら私に任せて!』と自信をもって広言できる得意技があれば自信にもなるし一目置いてももらえる。そうした専門性を磨いてゆく過程で存外その周辺にある情報にも目が向くようになり、結果幅広く専門性を高めてゆけるのではないでしょうか。私が、本当にやりたいことに出会えたのは47の歳になった時。それからすでに30年以上が過ぎていますが、今もこの仕事が好きで好きでたまらない!だから、どんどんやりたいことも新たに生まれてくるのですね。ぜひ、周囲の声に過度に振り回されず、得意技に磨きをかけましょうよ! まこと2021.04.28 02:57
すべての人とつながるきっかけのKey Word『秦さんはどうして誰とでも気軽に会話ができるのですか?』と言われます。 私だって初対面の人とのきっかけづくりにはそれなりの緊張はあります。そこでいつも心掛けているのが次のKey Wordの使い分けです。『き』気候・お天気 例えば “随分春らしくなってきましたね!”『ど』道楽・趣味 例えば ”日焼けされてますが趣味は魚釣りでも?“『に』情報・話題 例えば “コロナ、いやですね。いつ終わるものやら!”『た』旅・旅行 例えば “最近旅行などされましたか?GO TOで!”『ち』知り合い 例えば ”航空会社に勤める知人大変みたいですよ!“『か』家族 例えば ”お嬢さん、確か今年ご卒業でしたね?“『け』経済 例えば “コロナ対策はわかるけど、心配なのが経済”『し』仕事 例えば ”ところで、今日お伝えしたかったのは、、、“と、仕事の話につなげるという展開です。何も全部言う必要はありません。適宜選びながら。これならどんな相手とも会話は展開できますね。この話若い頃、行きつけの居酒屋のご主人に学びました。 まこと2021.04.04 08:29
ものの見方、考え方を変える新年を迎えた1月1日,”今年の抱負“を考え 思い立ったのが上の言葉でした。ものの見方・考え方のCHANGEです。一言でいえば① 広い視点で俯瞰的に見るよう心掛けよう② 深く、より深く洞察してみよう③ 長期的視点に立ってみようという3つの視点です。*最近とみに強く感じる狭い視点での目先の成果・結果を急ぐ政治*異論を封殺する長老の声高な権威主義(ex.GENDER問題)*5年先・10年先を見越した予測と対策といったことです。例えば障がいのある方たちの就労問題などです。正解は立場によって異なり、それらはすべてが部分正解。であるならば万人に納得行く普遍的な正解は何かを『深く・広く・長期的視点に立って』考察したいのです。そこで導かれた自分の正解こそが、まさに,”腑に落ちる真理”です。腹落ちする、、、そんなすっきりとした正解に気づけば、どんな場でも相手がだれであっても堂々と主張できますよね。 まこと2021.03.10 01:52
ライフシフトジャパン社から取材を受けました。長寿社会と言われて久しい我が国ですが、なんと私の人生について取材を受け、同社のHPに掲載されました。内容は以下の通りです。なお、同社のHPは下記の通りです。https://lifeshiftjapan.jp です。2021.03.05 08:24
歌種に遊びに来てくださった駒草さんから、歌のプレゼントをいただきました。・ぜんざいの湯気にほんわり包まれて種からぷくりと顔出す新芽・友達ときゃっきゃきゃっきゃと笑いあい淋しかったと初めて気づく・今日ひとつ夢がかなった本物のピアノ弾くこと聞いてもらうこと駒草さん、あたたかな歌をありがとうございました!!2021.03.02 01:25
ピアノが紡ぐ人の輪 種には一台のピアノがあります。親しい方からお預かりしたもの。誕生して100年近いこのピアノはさすがに一部に痛みは見られるものの音色が素晴らしく、質の良さが感じられる、そんなピアノです。仮オープンして以降、このピアノに惹かれて集まる仲間が増えています。好きな曲はいろいろ、腕前も様々ですが、“ここに来れば好きなピアノが思う存分弾ける!”と喜んで訪ねてくれます。そしてその方たちの演奏が聴きたくて集まる仲間が、ピアノの音色に酔いしれながら、自然な触れ合いと語り合いを楽しんでくれています。そうなんです、一台のピアノがあるだけでこれだけの満ち足りた時間が共有できるのですね。コンサート会場では味わえない親しさ、温かさをこの古いピアノが創り出してくれます。このコラムを書いている私はピアノは弾けませんが、それでも”無理かもしれないけど、せめて一曲でも好きな曲、弾けるようやって見るか!”そんな気持ちにさせてくれます。皆さんが一番好きな曲は何でしょう?弾いてみたいと思いませんか! まこと2021.02.21 11:25
心と心が触れ合う居場所パンデミックに襲われた世界。昨年始まったこの混乱は年が改まった2021年も依然課題は多く、各国の経済にも深刻な影響をもたらしている。幸い我が国では他国に比べれば、亡くなった方も少なく安定の報告に進んではいるが、緊急事態宣言は変わらず発令され続け、私たちの行動を制限している。感染拡大は無論避けるべきであり、そのための施策であることは承知しつつ、この制限がいつまで続くのかのモヤモヤした気持ちを持つのは私だけではないだろう。長きにわたる親しい人との交流を制限される今の事態は、人の気持ちを落ち込ませ辛い気分にさせている。春が近づき少し不安が和らいできた昨今、感染に注意を払いつつ親しい仲間と触れ合うそんな場所が今必要となっている。私たちの法人『ひとつぶの種』はそうした皆さんの気持ちに寄り添い、安心してくつろぎ語りあえる、そんな時間が提供できる場所を目指します。心とこころの触れ合いはネットや通信機器を介しては限りがあります。同じ場所に集い目と目で、声と声で、そして表情で確認しあうことでしか叶わないもの。種はそのあるべき姿を提供したいと願っています。 まこと2021.02.16 23:16